2017年初春にあたり、山口県周南市にある新南陽整形外科クリニック花岡篤哉院長からPocorin読者へメッセージを頂いた。花岡先生自作のクラウドブレッドでつくった生クリームケーキの写真も添付されていた。
花岡先生は、遺伝的素因(祖母、母が糖尿病)に加え、勤務医時代の不摂生な生活と食事が原因で、39歳の時に糖尿病を発症。ゆえに、食にまったく無頓着な人々のためになればと、幼少期から発症前までの衝撃的な糖質づけの食生活をおもしろおかしく告白して下さった。
Pocorin読者の皆様、
自分がなぜ、かくも糖質まみれな生活を送っていたのかを分析してみると、それは決して特別な事ではなくて、単純に糖質が人間の社会生活に深く、深く、染み入っている! というだけの事なのだろう。
思い返せば、過去の楽しい思い出はすべて糖質で彩られていた。
子供の頃の沢山のお菓子は、裏をかえせば親が子を思う愛情とも言えるし、医師として仕事を頑張るためには美味しく元気の出る食品は欠かせない物であった。お土産、贈り物など、人に好意や感謝を表す時も、やはり美味しい糖質を一番に考えていた。
このように、人間のありとあらゆる生活のシーンに糖質は関わってくる訳だから、糖質制限をただ勧めるだけでは、それぞれの家庭や社会で摩擦を起こす可能性は高い。
糖質が人間の生活から切り離せない物である事は十分承知しているが、健康に生きていくためには、あえてそれを制限していく必要があるのだという事を、これらかも上手に人々に伝えていきたいと思っている。
私のように糖尿病など生活習慣病を発病する前に、少しでも糖質を制限する食生活をトライしてみて欲しい。
医師 花岡篤哉
ミルフィーユのようなクラウド・ブレッドの生クリームケーキ
小麦粉を使用せず、卵、クリームチーズでつくる糖質ゼロのクラウド・ブレッド のおいしさに、花岡先生も感動。お料理上手の義母様に焼いてもらった甘いクラウド・ブレッドと生クリームを重ねてミルフィーユのような生クリームケーキをご自身でつくってしまった。
クリスマスケーキとして家族に大好評だったそうだが、家具を自作してしまうほど器用な花岡先生らしいできばえだ。
クラウド・ブレッドと生クリームの甘さは、糖質ゼロの甘味料ラカントSを使用。小麦粉は一切使用していないので、イチゴなどを少量使っても限りなく糖質ゼロに近いスィーツだ。
脂質が多い生クリームやクリームチーズはカロリー制限ではNGと判断されるが、糖質制限ではたっぷりと摂って欲しいOK食材だ。さらに食材の卵やクリームチーズからタンパク質も摂れる。
このクラウド・ブレッドの生クリームケーキは、糖質制限にはお奨めスィーツだ!
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