エナジー系飲料市場はマタタビもらった猫状態
ここ何年か、砂糖・ブドウ糖・カフェイン主成分のこわ~い糖質液体「エナジードリンク」を飲んでいる20代~40代の男性をよく見かける。
特に今年の猛暑、汗だくになって外で働くポッチャリ系の人が、仕事前とかお昼休みに毎日飲んでいたのを、日陰から眺めていたけど、水分補給としてがぶ飲みしている「ポカリスエット」や「アクエリアス」並みに体に良くないって・・知るわけニャイか。
昔は、「オロナミンC」とか「リポビタンD」をおっちゃん達がゴクゴクと飲んでいた。今は「Red Bull」「モンスターエネジー」っていうのが主流なんだって。エネルギー(energy)をエナジーって英語発音のネーミングもお洒落?
僕たちの好きなCIAOちゅ~るみたいに、人が飛びついた2019年7月発売の「コカ・コーラエナジー」は、5週間で2000万本!売れた。
興奮気味のエナジー系飲料市場に、マツモトキヨシやイオンもプライベートブランドで参入した。
大企業が仕掛けたトラップ
諸君!ねずみのように人間も大企業が仕掛けたトラップ(ワナ)にかかっているんじゃ!
我が輩が読んだ本「フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠(著者:マイケル・モス 日経BP社)」によると、コカ・コーラ社のような米国の巨大企業は、糖分・脂肪分・塩分の配分量により消費者が中毒的に欲しくなる味(至福ポイント)を作り出す。ヒット商品の味は、まさにそれだ。
人の健康はどんどん悪化して企業は儲かるんじゃ。
ボス!こんな話も聞きました。米国では最終的に法律で禁止されても、日本では禁止されない落差を利用して、儲けるだけ儲けようとする戦略。多国籍企業はこういう時、強いニャア~!
ニャンとも、ありがちな話だ。
狂牛病の時と一緒じゃ。イギリス本国で発覚して使用禁止になった肉骨粉、危険性を周知されずに輸出されて日本でも被害が出た。
イメージ戦略に惑わされている人間
スタバでお洒落な兄ちゃんが見ていたRed Bullのウェブサイト『Red Bull Energy Drink Ingredients ココロ、カラダみなぎる。高品質の成分が含まれた・・・』企業のイメージ戦略ってすごい。
原材料って、砂糖、ぶどう糖、酸味料、L-アルギニン、カフェイン、イノシトール、ナイアシン、パントテン酸Ca、ビタミンB6、ビタミンB2、ビタミンB12、香料、着色料(カラメル)・・・ほぼシロップ!酸味料と香料を抜いたら甘すぎて飲めないはずだけど。
ニャンとも、企業は人の味覚をあざむく技に長けている!
『喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。疫学的な推計によると、喫煙者は肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります』
実際にアメリカでは若年層の死亡事故が起きているから、エナジードリンクもタバコ並みの注意書きを印刷しなくては、という話がどこかで上がっていたけど何故か消えた。喫煙と糖質摂取は実質では同じレベルなのに。
肉食は賢い選択
我々ニャンズはもともと人間同様に肉食系哺乳類!
だから穀物成分が多いカリカリは要注意!
キャットフードも至福ポイントがあるかも。
余談だけど、CIAOチュールの成分は企業秘密だって。でもマタタビは入ってニャイらしい。
糖質止めて、カラダをつくる【たんぱく質】とエネルギー源の【脂質】が含まれる肉をいっぱい食べたら、猛暑でも夏場バテなんかへっちゃら。疲れ知らずにバリバリ動けるのに。
でも、人間社会は『糖質過多社会』!トラップが一杯!
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