断捨離とは、不要なモノなどの数を減らし、生活や人生に調和をもたらそうとする生活術や処世術のこと。(Wikipediaより)だそうで、還暦や何かのきっかけで断捨離を決行した人の話を耳にする。
さて、この処世術を、食生活に適用して「不要な食品の数を減らし、身体や食生活に調和をもたらす 糖質の断捨離」ができないだろうか。
まずは、10代から食べ続けている食品、好きなのでいつも食べている食品、食卓にのるので食べている食品を、朝・昼・夜・おやつなどに分け、一週間分を書き出してほしい。
あなたのリストには、どんな食品が並んだだろうか。
・ごはん、焼きめし、牛丼、カツ丼、カレーライス、おにぎり、寿司
・ラーメン、焼きそば、うどん、パスタ、カップ麺
・コロッケ、餃子、酢豚、ハンバーグ、フライドポテト
・パン、スナック菓子、ケーキ、アイスクリーム、饅頭
・清涼飲料水、スポーツドリンク、缶コーヒー
・ビール、日本酒、ワイン
記載した食品はすべて、糖質の多い食品=太りやすい食品=血糖値を上げる食品=メタボリアン増殖食品、つまり糖質制限食としては不要な食品だ。
まず、あなたのリストに不要な食品があれば、糖質の断捨離を考えてみてほしい。
断捨離は、ひとつひとつの品を見ていたら時間がいくらあっても足りないし、途中で捨てようとする気が変わることもあるから、一気にすることが必須だと聞く。また不要なモノが多いほど、整理するのに大変な労力が必要とされる。
それでは、糖質断捨離はどうだろう。
主食のごはん、子供時から食べ続けている食品、好きな食品を、不要な食品として、一気に減らすには、それなりの気合いが必要だろう。糖質断捨離中に「やっぱり食べたい。」と誘惑に負けることもあるだろう。
そこで、プチ糖質断捨離をお薦めする。
不要な食品を1つ選び、食べる回数や量を減らしてみる。まずは、ごはんが選択アイテムのNO.1 だ。ごはん好きには耐えられない選択かもしれないが、ごはん一杯分は角砂糖約14個分に相当することをイメージしながら頑張ってほしい!意外とやりはじめると慣れる。そして、もうひとつ減らせる食品を増やしていく。また「パンやスナック菓子だけは、どうしても食べたい。」とあきらめきれない時は、低糖質の代替品を食べる手段もある。
しかし、最近メタボ気味だと自覚のある人は、還暦までは待っていられない。病気になったからと、はじめるのでは遅すぎる。若い頃から続けている食生活を見直し、糖質の断捨離を考えてみてはどうだろうか。
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