2016年9月に発売されてわずか2ヶ月間で900万個を突破したという 『明治 ザ・チョコレート』 は、”ビーントゥバー” のおいしさとお洒落なパッケージで、女性のハートをつかんだようですが、糖質制限ダイエット実践者のハートにも届く一品です。
低糖質、おいしさ、品質の良さ、スーパーやコンビニで買える便利さ、買いやすい価格(250円前後)、さらに糖質過多の抑制効果も期待できるので、糖質制限ダイエット向きのチョコレート としてお奨めします。
※ Top写真は、左から糖質が少ない順で並んでいます。パッケージが上にあるほど糖質が多くなります。同じ高さは糖質も同量です
日本でも最近人気の高い「 ビーントゥバー」チョコレートとは、カカオの豊かな香りと味を引き出すために、カカオ豆(Cacao Bean)原産地の厳選からチョコレート製法(発酵、焙煎、粉砕、調温、成形など)まで一貫して作られるチョコレート(Chocolate Bar)のことです。それは丁度、ぶどうの原産地から製法にまでこだわるワインに似ています。
糖質過多と血糖値スパイクを予防できるタブレットの形状
パッケージを開けると、カカオ豆をモチーフにした小袋入りのタブレットチョコレートが3つ入っています。
ユニークなのがチョコレートの形状です。タブレットチョコレートが、スティック型、ドーム型、ギザギザ型、ミニブロック形と4つのブロックでできています。
4つのブロックを割って一つ一つをゆっくり味わうことで、満腹中枢が働き1つのタブレットでも十分な満足感を得られます。さらに、糖質の吸収もゆっくりとなり、血糖値はゆるやかに上昇するので、血糖値の乱高化(血糖値スパイク)予防にも一役買ってくれそうです。
糖質10g未満、美味な6種類
6種類すべてにおいて、1つのタブレットで糖質5.5g未満と、間食として摂れる1日の糖質量10g未満をクリアしています。
味に関しても、大手メーカーのカカオ成分が多いチョコレートは、ねっとりした口あたりで「健康のために味は妥協する」的なものが多いのですが、【明治】ザ・チョコレートは、口あたり、あと味もよく、6種類すべて味わって頂きたいおいしさです。
それでは、糖質の少ない順に、パッケージのカラーでご紹介します。「1日の糖質OK摂取量」を参考に召し上がって下さい。
※ 外箱の栄養成分表示が炭水化物(=糖質+食物繊維)なので、明治に糖質量、食物繊維量を確認しました。
1.ジャンデューヤ カカオ51%( グリーン)
糖質4.7g 食物繊維2.17g たんぱく質1.73g 脂質7.6g 102.6kcal /1タブレット
◆ 1日のOK摂取量: 2タブレット(糖質9.4g)まで
ヘーゼルナッツを加えたチョコレート(ジャンデユーヤ)がまん中にあることで、外側のビター味とジャンデューヤの香ばしさと甘さのマリアージュは完璧です。
この種類だけ、タブレットが4種類のブロック(形状)になっていません。
2.コンフォートビター カカオ70%(ダークブルー)☆
糖質4.9g 食物繊維2.83g たんぱく質1.47g 脂質7.4g 102kcal /1タブレット
◆ 1日のOK摂取量: 2タブレット(糖質9.8g)まで
カカオ70%ですが、カカオ成分が多いチョコレートにありがちなねっとりする食感はなく、ほどよい苦味で、カカオのこくと香ばしさがゆっくりと口の中に広がります。
☆ iTQi〈国際味覚審査機構〉]2016において Superior Taste Award(優秀味覚賞)を受賞。
3.カカオ70%(オレンジ)☆
糖質4.9g 食物繊維2.83g たんぱく質1.47g 脂質7.4g 102kcal /1タブレット
◆ 1日のOK摂取量: 2タブレット(糖質9.8g)まで
こちらもカカオ70%ですが、ねっとりする食感はなく、口に含んでいると、カカオのほどよい苦味とフルーティな甘みが広がります。
☆ iTQi〈国際味覚審査機構〉2016において Superior Taste Award(優秀味覚賞)を受賞。
4.サニーミルク カカオ54%(パープル)
糖質4.93g 食物繊維 2.1g たんぱく質1.47g 脂質7.4g 102kcal /1タブレット
◆ 1日のOK摂取量: 2タブレット(糖質9.86g)まで
ミルクの甘みが口の中で広がりますが、同じミルク味のレッド・パッケージ(下段)よりカカオの香りが強いです。
5.フランポワーズ カカオ44%(ピンク)
糖質5.33g 食物繊維1.33g たんぱく質1.47g 脂質7.4g 102kcal /1タブレット】
◆ 1日のOK摂取量: 2タブレット(糖質約10.66g)、1タブレット+3ブロック(糖質9.75g)まで
フランボワーズ(ラズベリー)の酸味と香りが広がった後で、カカオの味と香りがふくらんでいきます。
6.ベルベットミルク カカオ49%(レッド)
糖質5.33g 食物繊維1.67g たんぱく質1.47g 脂質7.4g 102kcal /1タブレット
◆ 1日のOK摂取量: 2タブレット(糖質10.66g)、1タブレット+3ブロック(糖質9.75g)まで
リッチなミルク味です。イヤな甘さがなく、ナッツのほのかな香りが口の中に広がります。
ブロックの摂り方で糖質量を調整
2つのタブレットを摂ると糖質量が10gを超えるチョコレート(5.ピンク、6.レッド)は、ブロック(形状)の摂り方で糖質量を調整して下さい。
- 長方形(ミニブロック型、スティック型)の糖質量 約1.74g
- 正方形(ドーム型、ギザギザ型)の糖質量 0.94g
※上記の1日のOK摂取量の3ブロックは、長方形2個+正方形1個分として計算しています。
1タブレットだけで満足感を生む方法
1ダブレットだけで満足感が得られる「五感によるテイスティング」と「4つのブロック(形状)による”味わい”くらべ」の方法を是非試してみて下さい。パクパクと口にしているチョコレートの食べ方と量の改善法としてもお奨めします。
五感によるテイスティング
- リラックスしましょう。ストレスだけでも血糖値は上昇するようです。まずは大きく深呼吸。目を閉じて、心地よい音楽を聴きながら、静かに呼吸を整えましょう。
- タブレットを選びましょう。お洒落なタブレットのパッケージを見ながら、今の気分に合ったタブレットは何色ですか?
- チョコレートを観察しましょう。チョコレートの種類により異なっている色やツヤが発見できるかもしれませんね。
- 触れてみましょう。タブレットの形状に触れながら、カカオ豆の原産地ベネズエラとブラジルに思いを馳せて・・・
- かいでみましょう。目を閉じてカカオの香りを楽しみましょう。
- 聴いてみましょう。ブロックを割る時の音、4つのブロックを噛むときの音・・耳を澄ますと聞こえてきます。
- 味わいましょう。小さなピースを一口ほおばりましょう。噛まずに舌の上でころがすと、ビーントゥバー・チョコレートならではの深い味わいが口の中に広がります。
- 香りを吸い込みましょう。目を閉じて、口の中に広がった香りを吸い込んで、ビーントゥバー・チョコレートの美味しい余韻に浸ってみましょう。
4つのブロック(形状)による”味わい”くらべ
4種のブロック:スティック型(左)、ドーム型(まん中上)、ギザギザ型(まん中下)、ミニブロック型(右)
4つの異なる形状は、カカオの味わいを引き出す工夫だそうです。実際にブロックごとに口にふくみ、噛まずにゆっくりと舌の上でころがすと「同じチョコレートでこんなに違う!」と、楽しみが倍増します。
◆ スティック型 力強い味わい
◆ ドーム型 濃厚感を楽しむ
◆ ギザギザ型 香りがきわだつ
◆ ミニブロック型 軽い口あたり
友との語らいが大切なように、一つのタブレットをゆっくりと味わってみて下さい。低糖な上に、チョコレートの食べる量を調節できる明治 ザ・チョコレート は、糖質制限ダイエットのおいしい友になるはずです。
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