お詫び 〈2016年6月24日付〉
レアシュガースウィートの糖質に関して、「希少糖の効果で血糖値はゆるやかに上がる。」というメーカーの説明により糖質制限向き甘味料として以下の記事を掲載しましたが、糖質制限推奨医師により「希少糖は評価できるが、レアシュガースウィートは希少糖だけでなく、ブドウ糖、果糖などが含まれているので、血糖値は上がります。よって、糖質制限ではNG食品ではないか。」との指摘を受けました。糖尿病の方、スーパー糖質制限(1日の糖質量30g~60g)などを実施されている方には、レアシュガースウィートはお奨めしません。
特集記事メタボ予防と老化防止の希少糖(きしょうとう)に掲載しました希少糖がはいったシロップ状甘味料レアシュガースウィートをご紹介します。
糖質の多い食品を食べても、希少糖を一緒に摂ると、糖質ブロック機能が働くという糖質制限食向きの甘味料です。糖質制限中の人だけでなく、ごはんを控えたくない人、外食で糖質の多い品を食べてしまう人など、自宅で使うだけでなく、糖質制限の友として、携帯してお使い頂きたい1本です。
今回、株式会社レアスウィートさんに希少糖の生理機能、レアシュガースウィートの成分、その活用法を教えて頂きました。
糖質制限食向き希少糖の生理機能
食後の血糖値を上げ、摂りすぎると中性脂肪となり、肥満や生活習慣病の原因になる糖質(糖類を含む)とは、どんなものがあるのでしょうか。
・ぶどう糖や果糖などの単糖類
・砂糖(ショ糖)や乳糖などの二糖類
・でんぷんやオリゴ糖などの多糖類
・エリスリトール以外の糖アルコール
ところが、希少糖は、単糖類ですが血糖値を上げません。
そればかりでなく、希少糖のD-プシコースは、二糖類や多糖類のぶどう糖や果糖への分解と小腸からの吸収をおさえるので、食後の血糖値の上昇がゆるやかになり、太る要因もブロック。さらに、脂肪燃焼まで助けるという不思議な糖なのです。
砂糖代わりにのレアシュガースウィート
レアシュガースウィートは、従来の砂糖の代わりにお使い頂けます。
甘味度は、砂糖の約8割です。
スッキリとした甘みですが、自然由来の甘味料のためか、”おいしい甘み”です。糖質ゼロの合成甘味料の甘みとちがいを比べてみて下さい。
余りどろりとしていないシロップなので、溶けやすいです。
自然の甘み
レアシュガースウィートの自然の甘みは、カナダや米国バーモンド州の特産メイプルシロップのうまみのある甘さを彷彿させました。メイプルシロップは、インディアンが、カエデの樹皮からとれる樹液を1/40まで水分をとばし煮詰めてつくった褐色の甘いシロップです。
どちらも自然由来の甘味料なのですが、メイプルシロップの糖質は、13.9g(大さじ1杯)と多いので、糖質制限食向きの甘味料ではありません。
レアシュガースウィートの成分
レアシュガースウィートは、希少糖以外にも果糖やブドウ糖などが含有されています。
15%:希少糖D-プシコース+抗酸化作用のある希少糖D-アロース+他の希少糖
31%:果糖
44%:ブドウ糖
10%:オリゴ糖、マンノースなど
気になる糖質ですが、栄養成分表示には炭水化物75g(100g当たり)と記載されています。100gのうち75%が糖質だそうで、大さじ1杯14.62gの糖質となります。
糖質量の多い調味料となりますが、希少糖D-プシコース生理機能のお陰で、レアシュガースウィートに含まれるぶどう糖や果糖などの吸収もおさえられます。
また、果糖やオリゴ糖は、GI指数が低い糖質なので安心です。
レアシュガースウィートのおすすめ活用法
レアシュガースウィートは、いろいろな特性をもっているので、飲み物にそのままお使いいただくことはもちろん、砂糖を使用するお料理にも大活躍です。
基本は、1日大さじ2杯~3杯程度の摂取で、希少糖の効果が出るそうです。
※大さじ1杯15CC
その1
塩味や風味を引き立たせる効果があります。コクのある味になるので、減塩にも一役かってくれます。
煮物、魚の煮付け、炒め物、おひたし、スープ、ドレッシング、ソースなど
吸収率をおさえる食べ方の基本は、最初にサラダ(野菜類)を摂ることです。レアシュガースウィートでつくったドレッシングをかけて頂くと、吸収率はダブルブロックになります。
その2
食品の保存性を高める水分活性値を調整するので、食品の劣化を防ぎます。
ジャム、カスタードクリームなど
その3
フルーツなどの香りを引き立てます。
ジャム、フルーツコンポート、フルーツの寒天ゼリー、ジンジャーシロップ(炭酸水で割るとジンジャエールに、お湯割りすれば体が温まります。)
糖質制限食では、フルーツ、ジャムなどは控えたい食品ですが、希少糖D-プシコースで果糖の吸収をブロックします。
おすすめ二杯酢
酢に砂糖をまぜる二杯酢(三杯酢も同様)は、糖質制限食では控えたい調味料。
でも、砂糖の代わりにレアシュガースウィートでつくった二杯酢は、風味がありまた糖質もブロック。酢の物だけでなく、ダブル糖質の寿司飯にも活用できそうです。
ここで、注意事項です。
レアシュガースウィートを一度に多量(50kgの体重のヒトで60g以上)に摂取すると、体質、体調により一時的におなかがゆるくなることがあるそうです。
レアシュガースウィートで煮物と煮魚をつくってみました。
煮物、煮魚などは、砂糖やみりんを意外と多く使います。
今回、砂糖とみりん代わりに、レアシュガースウィートを使い、出汁、醤油、塩で、大根、こんにゃく、ひろうす、キノコ、にぼしの煮物をつくってみました。
塩味とだし味が引き立つようで、醤油と塩の量は普段より少なめの煮汁でも、しっかりした味の煮物になりました。たしかに、減塩にも一役かってくれそうです。
糖質制限食向き料理のおでんには、活躍しそうです。
ただ、煮汁はさらさらの状態のままだったので、これが特性かどうかチェックするために、煮魚もつくってみました。
やはり、砂糖やみりんを入れた時のような、とろりとした煮汁にはなりませんでしたが、魚の旨味が引き立たったので、ごはんが無くても美味しく頂けました。
希少糖は、水分を集めやすい傾向があり固まりにくいので、ジャム、ソース、タレ類は、さらさらになるそうです。
レアシュガースウィートは、270gボトル700円(税別)、500gボトル1200円(税別)で、最寄りのスーパー、デパート、通販、公式サイト:http://raresugar.co.jp/で販売しています。
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