【セブンイレブン】低糖質チョコレート7種類-1食分の適正糖質量をまちがえないで!

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コンビニの低糖食品は種類が増えていますが、わかりにくい糖質表示の品も少なくありません。

その一例として【セブンイレブン】低糖質チョコレート 7種類を取り上げてみます。パッケージには “糖質制限食” としておなじみの『ロカボマーク』『ロカボ糖質』の表示はあるものの、1食分の適正糖質量がわかりにくいのが残念な点です。そこで、商品の紹介と併せて、表記の注意点と種類別に1食分の適正糖質量をご説明します。

『ロカボ』『糖質〇〇%オフ』表記の注意点

文字が小さく見えにくいロカボ『1食分の適正糖質量』の表記

シェフ姿の『ロカボマーク』は、”ゆるやかな糖質制限食” を意味し、推奨される『ロカボ糖質』が明記されています。

さらに、この低糖質チョコレートには、適正糖質量の基準として『1袋当たり(左:赤ラインの上)』『1食 5粒当たり(右:青ライン上)』の表記もあります。しかし、オレンジ色の文字は小さく見えにくいので、老眼の方はこの表記に気づかずに1袋を完食してしまうことがあるようです。

ゆるやかな糖質制限食『ロカボ』は、1食あたり糖質20〜40gの食事を3食摂ります。また1日糖質10gまでの間食はOKとされています1日の糖質70~130gを目標にします。
糖質量が不明瞭な『糖質〇〇% off』の表記

『糖質〇〇% off』という表記から「低糖だから1袋ぜんぶ食べても大丈夫」と思い込む方も多いようです。必ず栄養成分表示の糖質量をチェックして下さい。

一例を挙げてみましょう。

【セブンイレブン】低糖質ミルクチョコレートのパッケージには、”大きく”『糖質30% off』と表記されているので「これは低糖!」と、糖質量チェックはこの段階で終わっていませんか。

しかし、パッケージ裏側の栄養成分表示をチェックすると【糖質19.2g≑角砂糖4.8個分/1袋当たり】とあり、もし1袋を完食してしまうとかなりの糖質を摂ったことになります。

『糖質50%オフ』『糖質70%オフ』などオフ率が高い低糖食品も、意外と糖質が多い場合があるので、必ず栄養成分表示をチェックして下さい。尚、1食分の適正糖質量の計算は『糖質計算機』で摂取する食品の糖質量を計測してみませんか で数値がわかります。

低糖質チョコレート7種の糖質量

1食分の適正糖質量をまちがえないために、7種類の低糖質チョコレートを『1袋当たり(下段)』と『1食当たり(上段)』に分けてご紹介します。

1袋の糖質10g以下『1袋当たり』表記の低糖質チョコレート3種

1袋の糖質は4g~9.6gですが、糖尿病の方は糖質量を控えるために、器に移して召し上がることをお奨めします。※ 低糖順に並んでいます。

低糖質大豆パフクランチチョコ 162円(税込み)

糖質4.0g 食物繊維8.1g  たんぱく質12.2g  脂質10.8g  178Kcal/1袋(37g)当たり】10粒入り

糖質量は1粒わずか0.4gと超低糖なので安心して1袋を召し上がれます。たんぱく質も多いのでお奨めの低糖質チョコレートですが、おいしさは並レベルです。

低糖質ココナッツチョコレート 149円(税込み)

糖質8.9g   食物繊維4.4g  たんぱく質1.6g  脂質14.3g  179Kcal/1袋(30g)当たり

ココナッツの食感と香りがしっかりあり、低糖質チョコレート7種の中で一番おいしいと評価が高かったチョコレートです。1袋食べても9g以下ですが、1/2の量【4.45g】をゆっくりと味わってみて下さい。

低糖質ホワイトチョコ大豆 162円(税込み)

糖質9.6g 食物繊維6.3g  たんぱく質5.7g  脂質12.0g  182Kcal/1袋(35g)当たり

大豆がホワイトチョコレートでコーティングされています。ホワイトチョコレートの味は並レベルです。大豆の皮があるので、ご年配の方は誤嚥に注意をしてお召し上がり下さい。

たんぱく質が多い表示になっていますが、たんぱく質の1日当たりの推奨される摂取量は男性で60~65g、女性が50gなので十分とは言えません。たんぱく質が豊富な低糖食品(肉類、魚介類、チーズ、卵、大豆食品など)で補給して下さい。注)牛乳もたんぱく質が豊富ですが糖質が多いのでお奨めしません。

食べる量を注意!『1食5粒当たり』表記の低糖質チョコレート4種

適正糖質量を1食当たり5粒【糖質10g以下】としていますが一袋を食べてしまう量です。食べ過ぎないためにも、1食分を袋から出して召し上がることをお奨めします。

※ 低糖順に並んでいます。1粒の糖質量を参考にして下さい。

低糖質いちごチョコレート 192円(税込み)

糖質10.3g 食物繊維9.1g  たんぱく質1.2g  脂質14.4g  193Kcal/1袋(36g)当たり】8粒入り

【糖質1.29g/1粒】⇒ 1食分【糖質6.45g/5粒】

イチゴの甘酸っぱさが口の中で広がるおいしいチョコレートなので、完食には要注意です!

低糖質ピスタチオチョコレート 192円(税込み)

糖質10.9g  食物繊維8.5g  たんぱく質1.3g  脂質14.4g  195Kcal /1袋(35g)当たり】8粒入り

【糖質1.36g/1粒】⇒ 1食分【糖質6.81g/5粒】

ピスタチオの風味が少しするねっとりしたチョコレートです。おいしさは並レベルです。

低糖質紅茶チョコレート 192円(税込み)

糖質11.7g   食物繊維7.8g  たんぱく質1.4g  脂質14.3g  197Kcal/1袋(36g当たり)】8粒入り

【糖質1.46g/1粒】⇒ 1食分【糖質7.31g/5粒】

アールグレー風味のチョコレートです。紅茶に砂糖をどっさり入れたような甘味です。余談ですが、糖質制限を続けると味覚が敏感になるので甘味を強く感じるようになります。

低糖質ミルクチョコレート 149円(税込み)

糖質19.2g 食物繊維1.9g  たんぱく質4.4g  脂質26.5g  336Kcal/1袋(54g当たり)】11粒入り

【糖質1.97g/1粒】⇒ 1食分【糖質9.88g/5粒】

低糖質チョコレートとしては買いやすい値段ですが、おいしさは並レベルです。糖質量も7種類の中で一番多いので、あまりお奨めしません。


コンビニで扱われる低糖食品の有無は、糖質制限の普及率により地域差があるようです。東京や大阪などの大都市では普通に販売していますが、地域によっては2,3種類のみ、あるいは全く扱っていない店舗もあります。今回ご紹介した7種類は、1府3県下の8店舗をまわり入手しました。

コンビニで遭遇した時が、買い時かもしれません。

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