甘い物が止められなかった女医が試みた3つのダイエット・後編 MEC食【File No.3】に掲載の産婦人科医田中亜矢子先生が続けているMEC食は、糖質を控え、1日に肉(Meat)200g、卵(Egg)3個、チーズ(Cheese)120gを摂るシンプルな食事法です。3つの食材を使って、わずか10分ほど出来上がる超簡単MEC食レシピを田中先生に教えて頂きました。
簡単で!美味しい!肉料理が仕上るコツは、鋳鉄製フライパンのスキレットをつかうこと。スキレットごと食卓に出しても見栄えがするので、レストラン気分も味わえます。重いのが難点ですが、お手入れは簡単だそうです。
アボガドと合い挽き肉のロースト(1人前)
材 料
- 牛肉・豚肉の合い挽き肉 200g
- アボガド 半個
- シュレッドチーズ 30g~40g(食べたい量で)
- 調味料 クレイジーソルト、オールスパイス
つくり方
- 合い挽き肉をクレイジーソルトとオールスパイスで味付ける。
- 強火でスキレットを温め、ラードを少し入れて、煙が出はじめたら中火で合い挽き肉を炒める。
- とき卵を流し込み、フタをして弱火で2分~3分間蒸し焼きにする。
- 半熟になったところにアボカドをならべてさらに過熱し、最後にシュレッドチーズをのせて、チーズが溶けたら出来上がり。
- お好みで、マヨネーズとブラックペッパーをかける。
豚ロースのソテー(1人前)
材 料
- 豚ロース 200g~300g(食べたい量で)
- シュレッドチーズ 30g~40g(食べたい量で)
- 卵 3個(お好みで)
- 調味料 クレイジーソルト+ブラックペッパー+ピンクペッパー
※ クレイジーソルト+ブラックペッパー+醤油の組み合わせも美味しいです
つくり方
- 豚ロースにクレイジーソルト(普通の塩とこしょうでもOK)をふっておく
- 強火でスキレットを温め、ラードを入れる
- 煙が出はじめたら弱火にして、肉をスキレットにのせ、フタをして2分間蒸し焼きにする
- 肉をひっくり返して、再度フタをして弱火~中火でさらに4分間蒸し焼きに。この時、お好みで卵を肉の間に落としても
- シュレッドチーズをのせて、チーズが溶けたらブラックペッパーやピンクペッパーをかけて出来上がり。
豚バラ肉と卵のキャベツのせ(1人前)
材 料
- 豚バラ肉 200g
- 卵 2個
- キャベツ 適量(食べたい量で)
- 調味料 クレイジーソルト
つくり方
- 一口大に切った豚バラにクレージーソルトをかけておく。
- 強火でスキレットを温め、ラードを入れて煙が出はじめたら弱火にして、豚バラの両面に軽く火を通す。
- 豚バラの上に卵を落として目玉焼きを作る。
- 目玉焼きが半熟になったら、料理をキャベツの千切りにのせる。脂質を摂ることが必要なので、スキレット底に残っている脂もしっかりキャベツにかける。
- 醤油とブラックペッパーで味付けする。
※ふたをせずに焼くと、卵の黄色がきれいに出て、豚バラがカリカリになります。ふたをして焼くと、豚バラがしっとりと焼き上がって食べやすいです。
スキレット購入時のアドバイス
スキレットを週に4,5回は料理に使用するという田中先生から、購入時のアドバイスです。
スキレットは、肉食系人には嬉しいフライパンです。肉を焼く、目玉焼きはこれでOKです。重すぎてフライ返しができないので、オムレツ作りは無理ですが、腕力に自身がある方は試してみて下さい。
最初購入したスキレットは、一人用としてダッチオーブンで有名なLODGE(ロッジ)製、6.5インチ(約16.5cm)サイズのものでした。ハンバーグを焼いていましたが、ステーキを焼くには小さすぎるので、8インチ(約20.3cm)のスキレットを購入。今はそればかり使用しています。
「大は小を兼ねる」なので、一人用でしたら最初から8インチサイズのスキレット購入をお奨めします。
専用のフタ(カバー)は絶対に必要です。取っ手が熱くなるので、専用ホルダーか鍋つかみを使用して下さい。そのまま食卓に出す場合は、必ず鍋敷きの上にのせて下さい。
お手入れには、亀の子たわしが必要です。
品質や料理の出来具合は不明ですが、ニトリやイオンのトップバリューでもスキレットを販売しています。
調理後のスキレットは大変熱いので、くれぐれもヤケドにはご注意を!
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